障害者「自立」支援法は、直ちに見直しを!
昨日の続き 全西陣労働組合の大会であいさつをしたあとは、天神御旅所でおこなわれている「ずいき祭り」を見学。 ずいき祭りとは、北野天満宮の秋祭りで、毎年10月1日から開かれる五穀豊穣を願う農業祭りだ。「天神御旅所」に、ずいき(里芋の茎)をはじめ、赤ナス、南瓜、かしら芋、赤唐辛子など多くの野菜で作った『すいき神輿』が奉納されるのだが、野菜でできているため毎年同じ神輿を使うことはできない。そこで、保存会の皆さまの手によって作られるのだ。 神輿といえばド派手な「金ピカ」のものを思い浮かべる方も多いと思うが、こういう野菜でつくられた素朴な感じが私は気にいっている。
今年の飾りは「雲竜と随身庭騎」「闘犬といなばの白兎」など、説明を聞かないとわからない難しいテーマから、誰でも聞いたことのあるものまで。保存会の皆さんに説明を聞いたりしながら楽しく談笑。 これが一番なのです。
ちなみに「随身庭騎」とは、広辞苑によれば、「平安時代、貴人の外出の時の護衛として、勅宣によりつき従った近衛府の舎人」とある。 保存会の説明では、院政をしいた方の護衛だが、”きらびやかな装い”で随伴する盛りあげた係。主君の間近で働くことに誇りを持っていたと伝えられている。それを表したかったとのこと。 いやはや、勉強させられること。 上京区のくらた共子・京都市会議員とさこ祐仁・京都府会予定候補もご一緒でした。
午後4時からは、京都アスニーで開かれた「障害者自立支援から半年!その欠陥を明らかにする市民フォーラム」に参加。
様々な障害をお持ちの方々から、自立支援法実施によって利用料負担に苦しめられている実態が報告された。 私は、日本共産党を代表して決意を表明。 京都の運動で勝ち取った軽減措置が全国にも波及している事なども紹介しつつ「応益負担の撤回と法の見直し、利用者負担の軽減、事業者報酬の改善など、抜本的に見直す必要がある」と述べて、障害をお持ちの皆さんと、力合わせて、国会で頑張る決意を表明した。
(Update : 2006/10/02)
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