日弁連と国会議員団と初の懇談会開催
本日、日本弁護士連合会(以下日弁連)と日本共産党国会議員団との朝食会を行なった。 日弁連からは、平山正剛会長、副会長11人、日本弁護士政治連盟の久保井一距搦亦キをはじめ副会長多数が参加。 日本共産党からは、志位委員長、市田書記局長をはじめ、公務での欠席を除き15名の議員が参加し、意見交換を行なった。 日弁連側からは、基本的人権の擁護と社会正義をめざす日弁連と、日本共産党のめざす理念と運動が親和性を持っていると語られた。 志位委員長は、このような機会の設定に感謝を表明。 衆院・教育基本法特別委員会において、出口浩男元副会長が公述人として「教育に関する憲法と位置付けられており、立憲主義的性格を有している」との陳述されたことも紹介し、日弁連の活動に敬意を表明。初めての意見交換であり、有意義なものにとのあいさつ。
日弁連から、@ゲートキーパー問題(依頼者密告制度)、日本司法支援センターに対する取り組み問題、行政法制度に関する第二次改革問題について説明。 これを受けて志位委員長が、「いずれの問題も、日弁連の問題提起に賛成できるものです。ゲートキーパー問題は、テロ対策の立場から、OECDの勧告が出発点と思われるが、国連は『テロ根絶の基本原則』を定めており、基本的人権のとの両立をうたい、国際的枠組み、国際機関の動きなども研究して運動して行きましょう」と提起した。
その後、市田書記局長からは、「憲法を守る取り組みや労働法制の自由化反対、労働者の権利守る運動など本当に心強い」と発言があり、多くの問題で一致を確認した和やかに懇談会となった。
(Update : 2006/12/01)
|