こくた恵二
こくたが駆く

京都北部の医師不足は深刻−地域医療を守るシンポジウム

photo

 昨日は、三重県津市の演説会から、深夜帰宅。本日は、8時過ぎに自宅を飛び出し、車で宮津市へ。
 医師不足が深刻な京都府北部で「医師確保と地域医療を守るシンポジウム」が開催され、私もパネリストの一人として参加した。
 会場は宮津市の天橋立ホテル。兵庫県・豊岡市をはじめ、近隣の市・町からの参加者も含めて120人が参加した。
 私は、今年の3月1日に予算委員会分科会で、京丹後市の弥栄病院や舞鶴市の舞鶴医療センターで産科が休止になるなど、地方における産科医師不足が深刻になっている問題をとりあげて質問をしたことを紹介、「この問題(地方における医師不足)を考えるときに大事なのは『地域によって命の重さに違いがあってはいけない』ということだ」と指摘した。
 私のほかには、丹後ふるさと病院の山西行造院長、京都協立病院の川崎繁医師、舞鶴市民病院労組の常塚きよ美委員長が、それぞれ報告。また、吉田さゆみ・衆議院京都五区代表の司会で、成宮まり子・参議院京都選挙区予定候補と、島田けい子・府会議員がフロアー発言を行ったほか、舞鶴や宮津などの市会・町会議員や、地域の医療関係者等から次々と熱心な発言がなされ、非常に有意義なシンポジウムであった。

写真下は、日本三景の一つ「天橋立」。ホントは山の上から眺めないとすばらしさはわからないのだが。一度ゆっくりと見たいものだ。今日は虹もかかってえもいわれぬ美しさが・・・

photo

(Update : 2006/12/03)