教育基本法案めぐって参院で緊迫!
参院教育基本法特別委員会において、与党は「審議は十分尽くした。明日の午後に総理出席の締め括り総括質疑」を提案。事実上参院における採決の提起を行なった。
絶対に認めるわけにはいかない。
衆院段階でもそうだったが、国民の声は「慎重審議」であり、「今国会での採決を急ぐ必要はない」が多数だったのだ。
私が質議を行なった中央公聴会においても、なぜ今改正なのか、教育に対する国の関与など慎重審議を求める意見が相次いだのだ。ところがその意見が公述人が陳述を行なったその日に採決するという暴挙を与党が行なったのである。
参院段階で6ヵ所行なわれた地方公聴会の公述人の陳述・発言は、24人中13人が法案に反対か慎重な審議を求めていたのである。
となると又もや国会が行なった公聴会での国民の意見を無視して採決をしようというもので許しがたい。
今日の「朝日」新聞に、河野衆議院議長の問題提起が掲載されている。「公聴会で国民の意見を聴いた直後に、法案を採決するのは好ましくない」としている。
議長の諮問機関「議会制度協議会」で見直しに向け話し合うことになったばかりなのに。
(Update : 2006/12/07)
|