こくた恵二
こくたが駆く

聴言センターまつりでの一コマ

photo 実は昨日の京都府党会議の途中、昼休憩時に中抜けして聴言センターまつりに顔を出した。聴覚言語障害の方の福祉施設で、私も後援会に入っている。
 このホームページでも6月15日付けで紹介したが、国会傍聴の際に耳の不自由な方のための手話通訳は公費がでている、しかし中途失聴者で手話のわからない方には「要約筆記」が必要だ。「要約筆記も公費で出してほしい」という要望をお聞きし、私が議院運営委員会でとりあげ、すぐに実現の運びとなったのだが、今回はそのご報告も兼ねての訪問であった。

 聴覚言語障害の方のための施設だから、国会のそういう動きも少しぐらいは耳に入っているかと思ったのだが、、、聴言センターの柴田所長(写真左から2番目)や、要約筆記を専門にやっておられる方ですら初めて聞いたということで、やはりまだまだ知られていないなぁと痛感した次第。

 障害者に関わる法律はこの数年、改悪の矢面に立たされることが多かったことを思うと、傍聴ができると知っていれば駆けつけてくれた方も多かったのではないだろうか?聴覚障害者の方むけのニュースなどでとりあげてもらったり、議会傍聴の案内に「要約筆記対応可」などと書いておくなど、せっかくつくった制度を利用してもらうにはまず知らせることだ。
 ということで、まずは自分のホームページでお知らせする。

 写真は要約筆記のボランティアサークル「かたつむり」の皆さんとご一緒に。「京都市や京都府でもやってもらえるようになると良いですね」と。
 彼女たちの活躍の場を増やす点でも、実現できるように努力したい。

(Update : 2006/12/19)