古希を迎えて 小田実さん 大いにほえる会に駆けつけました
ベトナム反戦運動、現在では阪神大震災被災者救援活動、もちろん文学者として活躍している、小田実さん。彼の古希を祝う集い「古希を迎えて 小田実さん 大いにほえる会」に駆けつけた。
出席した韓国の文学作家会議の代表を務めるヒョン・ギヨン氏からのあいさつ(通訳は小田夫人)、べトナム副大統領からのメッセージ、ドイツやアメリカの平和運動家、文学者などからの古希 お祝いの手紙や絵画など国際色豊かな集まりだった。
同時に日本の各地方で、環境や平和や文学交流、出版に携わった方々からの一分間スピーチも、小田氏の、何にでも首を突っ込み、熱中し、人を魅了する独特の強烈な個性、飾らぬ人柄を浮き彫りにした。
美しい音色のバイオリン演奏の余韻も消え去らぬ初っ端、お鉢が回ってきた。私は、小田さんとの被災者救援活動のなかでのやりとり、はがきや手紙FAXの字がなかなか読めない話も含め、超党派での立法活動の一こまと、戦争に反対し“人間の国”を求め熱っぽく吼える旺盛な行動力を紹介し、あいさつをさせていただいた。集いを準備した方々の配慮に感謝します。
[2002年6月2日(日)]
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