福岡市長選挙の応援にかけつけ第一声
3日告示された福岡市長選の応援にかけつけ、わたなべ孝雄候補ととともに福岡市天神で第一声をあげた。(17日投票)
市長選の対決軸は、(1)公約違反とケヤキ・庭石疑惑隠しの山崎市政に審判をくだす(2)大型開発優先の浪費型政治から抜け出してこそ、くらしや福祉・教育を守り、景気回復できるの2点。
山崎市長の4年前の法定ビラをもとに、公約違反を列挙した。「七つのチェンジ」をかかげ、「借金を減らす」といったが、3648億円増やした。「市民の生活を守る」といったが、国保証を取り上げ、特別養護老人ホーム入所を待っている方が急増、民間保育園への補助を削減。「地場中小企業を守る」といったのに、中小企業への官公需の発注を100億円減らした。公約違反にきっぱり審判をくだす選挙だとよびかけた。
人工島事業のケヤキ・庭石疑惑のむだ遣いぶりについて、思い出すのは、あのムネオ疑惑のときのムネオハウスが4億円。「はしけ」が2隻で4億円。それ以上の10億円もつかって、入札もしないのは、ムネオ疑惑以上だ。それなのに調査もしないで、いいといっている人に行政を預かる資格はない。公約違反と疑惑解明にふたをする山崎市長に審判をくだそう。
人工島での新たな税金2000億円の投入・市民負担は許されない。人工島中止、見直しを求める声が52%で、市民の要望にまともにこたえるならば中止するのが当然。大型開発優先の浪費型政治から抜け出してこそ、市民の暮らしは守ることができ、景気回復もできる。長野県では、公共事業全体は減らしたが、福祉の公共事業は77%増やし、中小企業の仕事は増やし、地域密着型の景気回復をはかることができた。
わたなべ候補は、日本共産党福岡県委員会の副委員長。公約を裏切らないピカ一の政党がついているから安心して、ごいっしょに新しい政治の流れを福岡からと訴えた。
[2002年11月3日(日)]
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