こくた恵二

こくたが駆く


舞鶴へ駆けつけ、公明党のデマに事実で反撃

 14日夜、京都府舞鶴市議選の応援に駆けつけ、市内4会場で開かれた演説会をすべてまわった。市政をチェックし、市民要求を真っすぐ届ける日本共産党の4候補を何としても押し上げてほしいと訴えた。
 演説のなかで、公明党が北朝鮮による日本人拉致問題を利用して、「拉致を棚上げにした共産党」「朝鮮労働党と『友党』関係」などと事実をねじ曲げて攻撃していることにたいし、事実に基づいて反撃した。
 公明党が11月5日に行った「拉致問題を初めて明らかにした質問はだれか」という国会質問に、谷垣国家公安委員長が「(公明党の質問では)北朝鮮の拉致であるかどうか答弁していない」と答えた。また、政府が初めて北朝鮮の拉致疑惑を認めたのは、1988年の日本共産党の橋本敦参院議員への答弁であることを明らかにした。
 1999年に、私も参加した超党派訪朝団で、日本共産党代表が金日成廟で無法を指導した人物の礼拝を拒否したのにたいし、公明党代表は礼拝し、記帳まで行ったのが事実だ。党利党略で事実をねじ曲げ、他党を批判する暇があるのなら、みずからのとってきた態度を国民に明らかにすべきだ。
 舞鶴市議選(定数30)は、有力31候補が争う少数激戦。日本共産党の1議席増をかちとるかが最大の焦点となっている。

[2002年11月14日(木)]