豊郷小学校の早急な復旧を文部科学省に要請
25日、「豊郷小学校の歴史と未来を考える会」の本田清春代表と吉原稔代理人弁護士は、滋賀県豊郷町の豊郷小学校の校舎を保存・改修することなどを文部科学省に申し入れました。申し入れには、私も石井郁子衆議院議員とともに同行しました。
申し入れでは、現校舎を校舎として使用しながら、登録文化財として申請するように町を指導すること、町長が損壊させた窓ガラス、窓枠、床、天井などを早急に復旧補修することを要請。
本田代表らは、町長の指示によって、バールなどで窓枠が破壊された惨状を写真で示しながら、原状回復を早急に行うこと、教育機能をもつ日本のすぐれた文化財として活用できるようにすることを訴えました。
応対した文部科学省の笠井俊秀・教育局施設助成課課長補佐は、補修の必要性を認めるとともに、「校舎をどう使うかは、20年後、30年後を考えながら、町で議論し町の中での合意を得ることが大事」「新築・改修予算をどう使うかは町の考えによるので、文部科学省としても町の合意に沿っていきたい」と答えました。
[2002年12月25日(水)]
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