豊郷町を訪れ、リコール運動の住民を激励
13日、町長の解職請求(リコール)が成立し、住民投票が実施される滋賀県豊郷町を訪れた。
町長は、文化的価値の高い小学校の解体工事を差し止めた裁判所の決定に「仮処分決定は(判決として)確定したわけではなく、強制力もない」と公言している。
リコールをすすめる住民のみなさんとの懇談で、「豊郷小学校の問題だけではない。独断専行の町を変えたい」「校長は辞職し、仮設校舎で子どもたちが、くちびるやのどの痛みを訴え、薄い床の震動で壁の時計が落ちるという事態なのに、教育委員会に話し合いを求めても、話が進まない」などの声が寄せられた。
豊郷町のみなさんの力で住民投票が実現し、たたかいはこれからだ。町長の独断専行で町行政や教育行政がまともに機能していないと実感できた。地方自治の機能を再生させるたたかいだ。
豊郷小学校の門前で、住民投票の早期実現を訴えている「豊郷一新の会」の人たちの激励に駆けつけ、握手をかわした。
[2003年1月13日(月)]
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