こくた恵二

こくたが駆く


京都の党躍進大集会に駆けつけて決意表明

 21日、京都府立体育館で、9000人が参加して開かれた日本共産党躍進大集会に駆けつけて訴えた内容(大要)は次の通りです。
 みなさん、こんばんは。そして、ただいま。先ほど、国会対策委員長会談を終えて帰ってきました。国政、衆議院の予定候補者、こくた恵二です。よろしくお願いします。
 私は、立春の日、2月4日、小泉総理大臣の施政方針に対する日本共産党を代表しての質問を行いました。
 サラリーマンが、小泉内閣の2年間で20数万円もの収入を減らしているなかで、国民に社会保障と増税で4兆4千億円にものぼる負担増を負わせていいのか。また、不良債権処理という名前で、生きた中小企業に、金利の引き上げを強制している。たった一%と言うが、それがどれほどたいへんか、わかっていますかと答弁を求めました。
 ところが、小泉さんは、官僚のつくった答弁書をまさに“棒読み”するだけ。腹の底から怒りを覚えました。国民の暮らし、営業の困難は眼中になし。イラク問題でも世界の平和を求める声に背を向け、日本に外交なし。「政治とカネ」の問題については、これほど公共事業をくいものにし、税金の「還流」ともいうべき事態をつくりだしておいて、一度はそれを見直すかのように発言しながらも、改革の意思なし。
 立春を迎え、自然は確実に春に向かっていますが、政治には、いまだ春来ず。
 自民・公明の悪政が続く限り、政治に春はなし。日本共産党の躍進で、明日の政治を変えようではありませんか。政治に春を迎えようではありませんか。
 私は予定候補者として、全力をあげてがんばります。
 日本共産党は、暮らしを守ってたたかいぬく政党です。世界平和に働きかけてがんばる自主独立の党です。野党の共闘を実現させ、政治を動かす党です。
 いっせい地方選挙で、日本共産党をおおいに躍進させてください。迫りくる総選挙で、この京都1区から風穴をあけようではありませんか。そして、日本の夜明けは京都からのスローガンを再びかかげようではありませんか。
 50数年前に蜷川虎三さんは、すでに、「反共は戦争前夜の声である」と喝破しました。当時の京都府知事選で反共攻撃を打ち破って、勝利しました。そして、1970年の知事選で、自民・公明の反共連合を初めて打ち破って、民主府政を勝利させた伝統の力が京都にはあります。
 京都の底力をいまこそ発揮をして、自民・公明のデマ宣伝を府民とともに打ち破りましょう。日本を変える、政治を変えるために一緒にがんばりましょう。その先頭に立って奮闘することをお誓いして、決意の表明とします。

[2003年2月21日(金)]