滋賀県豊郷町の住民投票で民主主義の大勝利
滋賀県豊郷町立豊郷小学校の保存問題に端を発し、9日、実施された住民投票で、町長の解職(リコール)に賛成する票が有効投票の過半数となり、大野和三郎町長は失職しました。(写真上・各紙「号外」)
出直し町長選は、いっせい地方選・後半戦の4月22日告示、27日投票で行われます。リコール賛成は、2450票。反対は、2070票。無効は、92票。投票率は、82.31%でした。
最終盤の8日には、四度、2月16日の事務所開きにつづいて、応援と激励に駆けつけ、街頭で「豊郷町に民主主義を取り戻そう」と訴えました。(写真中・豊郷町で街頭宣伝)
結果は「豊郷一新の会」のスローガン「カメはかつ」のとおり、民主主義の大勝利です。投票日の9日も宣伝カーを出して奮闘された皆さん、そして豊郷町の皆さんに心から祝福の拍手をおくります。
勝利が確定した午後10時すぎ、同町の石畑会館で、報道陣に囲まれていた「豊郷一新の会」代表の伊藤寛さんや、「豊郷小学校の歴史と未来を考える会」代表の本田清春さんに携帯電話で「おめでとう」と伝え、次のステップとなる出直し町長選の勝利めざす奮闘を誓いあいました。(写真下・喜びあう住民の皆さん)
[2003年3月9日(日)]
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