こくた恵二

こくたが駆く


北九州市の街頭演説に駆けつけて訴え

 13日、福岡県北九州市のJR小倉駅前で、2000人の聴衆が集まり開かれた街頭演説に駆けつけました。予定していた弁士の志位和夫委員長が緊迫したイラク情勢に対応するため、急きょ代わっての訴えとなりました。
 北九州市は、4年前の県議選で躍進した日本共産党の5議席のうち、4人の現職区が集中しています。
 街頭演説では、莫大な犠牲を強いるイラク戦争を急ぐ米国を厳しく糾弾。戦争反対のために日本共産党が実際に展開している野党外交を詳しく示し、無法な戦争を許してはならず、平和の思いを日本共産党に託してほしいと訴えました。
 経済と暮らしの問題で、小泉内閣が進める「構造改革」路線に対置する、国民負担増中止など日本共産党の「四つの緊急要求」が、実際に政治を動かしていることを紹介しました。
 「巨大開発会社」、住民いじめをすすめてきた「オール与党」か、むだな公共事業の見直しなどかけがえのない役割を果たしてきた日本共産党の県議団か。二つのどちらを伸ばすかだと、県政の対決点を特徴づけました。
 失業率が6・9%と全国3位でありながら、九州7県でも福祉が最低水準にある麻生県政を告発し、その一方で、大型開発に税金を注ぎ込んでいることを批判しました。
 焦点となっているむだ遣いの新福岡空港建設問題をとりあげ、日本共産党県議団と、無党派で日本共産党が支持する今里滋さん(知事予定候補者)が同空港建設問題を追及するなかで、麻生県政が、この問題の争点隠しをおこなっていると指摘し、今里さんと日本共産党の勝利で、建設計画をストップさせようと呼びかけました。

[2003年3月13日(木)]