忙中閑あり
1日、私の母校立命館大学出身国会議員と学園執行部との懇談会が行われた。与野党の枠を超えて、母校の発展を願って努力しようと話し合った。現在、立命館大学出身議員は、衆参合わせて10人。最年長の萩山教厳議員(自民党)からまず、「反骨の精神」末川博先生の教え―庶民の立場に常に立て―を守っていきたいとのあいさつ。
私は「学生時代は自治会の役員として、短い大学職員時代は組合員の立場から、議員となってからも大学近隣に住まいし住民の側から、いつもある意味で大学に歯向かってきた。ずっと変わらないと思うが、大学で学んだ平和と民主主義の精神は生涯いかしていきたい。今年は“わだつみ像”建立50周年にあたり、何らかの取り組みを学園としても考えてほしい」と発言。
長田総長からは「助手時代から、こくた君にはいじめられた」との冗談もとび出し、川本理事長からは「50周年、京大事件70周年の年、秋にはきちんとした企画を取り組んでいきたい」などと発言があり、和やかに懇談した。もちろん同窓の市田忠義書記局長も出席し、「大学には運動に通った。体育の運動と違って『学生運動』に」と発言し、大笑いになった。
同じキャンパスに過ごしたものにしかわからない共通項、愛校精神が語られた時間であった。
[2003年7月1日(火)]
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